LDのサイン
幼児期に感じるサイン
小さな子どもは、日々たくさんのことを吸収して大きくなります。LDの子どもでは、幼児期からサインがチラホラ現れてきます。
・言葉を覚えるのが遅い
・文字を覚えない、正しく書けない
・不器用
・よく転んだりする
※折り紙をする、ひもを結ぶ、ボタンをかけるなど日常的な動作がなかなか上手にならない子どももいる。
学童期(学校)で現れるサイン
学校に通うようになると、ほかの子どもとの学力の差が出てきたり、集団生活になじめないなど、幼児期とは違う問題が見えてきます。
・やる気はあるのに、なかなか勉強についていけない
サボっているわけではないのに、ほかの子どもたちと同じ方法ではなかなか身につかないため、学力が伸びません。
・クラスメートとのトラブルが多い
人付き合いが苦手で友達ができにくい、集団生活のルールになじめないなど「学習」以外の問題をかかえる子どももたくさんいます。
※がんばってもわからない状態が続くと、次第にやる気を失ってしまうという二次的な問題が出てくる。